こんにちは、しろみです。
2018年9月7日深夜スタートのブルベ「白馬・木崎湖300」(AJたまがわさん主催)に参加しました。結果は19時間17分で無事に完走、認定をいただくことが出来ました。
2回目のブルベにして夜スタートからのオーバーナイト走行、翌日夕方ゴールという変則的なスケジュールで中々難易度高い。それなのに出走したのは……お肉につられたから!!
このブルベのゴール地点は長野県大町市・木崎湖キャンプ場。ゴールしたらみんなでバーベキューしてそのままキャンプしちゃおう♪なんて楽しそうじゃないですか?って一瞬思ってしまったのですよ。いやだからって300㎞漕いで向かうこともないんじゃないかな車で向かった方がいいんじゃないかな
スタート前からバタバタ……
今回は金曜日の夜21時スタートということで金曜日は朝から仕事は有休をとりました。オーバーナイト走行にむけて寝貯めする予定でしたが、仕事が忙しいのを言い訳に準備を当日まで何もしていなかったので、まずは準備せねばなりません。ところがトラブル/(^o^)\まず反射ベストが出てこない!結局タンスと引き出しの間に落ちていたのですが、かなり時間をつかってしまいました……(´・ω・`)このため睡眠は2時間程しか取れず。これでも走っている途中眠くてしょうがなかったので、仕事から直行で参加されている方々は超人of超人だと思いました。
今回は輪行でスタート地点に行くため、使い慣れているオーストリッチの輪行袋をやめて、初めてモンベルのコンパクトリンコウバッグを使ってみました。ところが肩紐の装着に大苦戦!!長さがうまく合わせられなくて、歩きにくかったり持ちにくかったり……。結局集合時間ギリギリの電車になってしまいました。
電車を乗り継いで20時すぎにスタート地点・兵庫島公園の最寄り駅、二子玉川駅へ到着。早速輪行袋からコロちゃんを取り出して組み立てにかかろうとしたとたん、ホイールのある1点を見つめたまま手が止まりました。
え、うそ、ない pic.twitter.com/sx7qYaCEkN
— しろみ@宗谷岬600完走 (@notechan_cyan) September 7, 2018
お分かりでしょうか。クイックリリースのねじがありません。モンベルのコンパクトリンコウバッグは下側を絞ってるタイプで下側に開いている箇所がありますが、ホイールを外すためにクイックリリースを緩めた状態で収納していたら振動かなにかでねじが外れ、どうも輪行袋下側から輪行中に転がり落ちた模様……これではフレームにホイールを固定できないのでひと漕ぎもできません。駅のすぐそばには自転車店のGIANTストアがあるのですが20時までなので既に閉店。これでDNS(スタート前に出走を取りやめること)は確定です。
頭が真っ白のまま、せっかく二子玉川までは来たのだから、電話でDNS連絡を入れる前に夜間帯ご一緒させていただく予定だったけいたさん、のみおんさんにご挨拶だけしようと、コロちゃんを押して兵庫島公園の入り口に向かいました。
兵庫島公園の入り口には1台の車と人だかりが。ドロップバッグの積み込みを受付してくれるAJたまがわスタッフさんたちでした。反射ベストを着ていたので「ドロップバッグ受付はここですよー!」と声を掛けていただいたのですが、上記の事由で走れないことを説明。すると、皆様親身にどうにか走れないか?色々考えてくださいました。名前も顔も知らぬ、しかも自業自得の理由で出走できないわたしのためにあれこれ考えてくださるのがありがたくてありがたくてたまりませんでした。
とにかく受付時間もうすぐ終わっちゃうからとにかく受付行っておいで!とすこし離れた受付に向かうために、押すしかないコロちゃんの代わりに、ママチャリ(しかし軽快に走る)を貸してくださいました。
受付にはtwitterでフォローさせていただいたみいさんがいらして、きちんとご挨拶したかったのですがテンパリ状態だったので、おそらく相当な失礼をしていると思います……
けいたさんとのみおんさんにも受付でお会いできました。その後なんと近所にお住まいの方がクイックリリース丸ごと貸してくださり、なんと走れることになりました!twiterでも現地でも何人もの方が助けようとしてくれて(なんとはるばる千葉から持ってきてくれようとした方もいました)本当にありがたかったです。ブルベは自己完結の遊びなので本来この時点で走る資格は無いのですが、ご厚意に甘えて予定通り出走することに。
夜道をひたすら北へ、北へ(スタート→PC1→PC2)
ウェーブスタート方式の2つめのウェーブだったので、21:10にスタート。真っ暗な公園を抜けたら、しばらく多摩川沿いを進みます。順番はけいたさん、しろみ、のみおんさんの順。けいたさんとのみおんさんは5月の海野宿400でほぼ同じコースを走られているということで、PC1までは完全に案内してもらう形となりました。キューシート、多分2回くらいしか見てない……笑
PC1まではほぼ平坦なので、信号に時々止められる以外は順調に進みます。この日はなんだか道路工事が多くて、信号と工事が噛み合って5分くらい全く進めないところがあってものすごく焦りました\(^o^)/💦
PC1~!!44km地点!
先程はお騒がせしまして申し訳ないです。 pic.twitter.com/7R8yw9cMjM— しろみ@宗谷岬600完走 (@notechan_cyan) September 7, 2018
PC1のファミリーマート岩倉街道店に到着。貯金50分。
既に沢山の先行者さんたちがいらっしゃいました。即効元気ゼリー、飲み物とおにぎりを補給。
PC1を出てしばらく走ると、埼玉県へ入ります。この道はロード買ってすぐにカフェキキさんまで自走した時も通ったのですが、『飯能市』の文字を見てえらく感動した覚えがあります。80km走ってうわぁ遠いところまで来たなぁと思っていた当時の私にいま300km走ろうとしてるって言ったらびっくりするでしょうね(^ω^)ww
飯能市に入ってすぐにだらだら長い坂にぶち当たります。ここはけいたさんにくっついてゆるゆる通過。少し走ると目の前にとっても賑やかなランドヌーズ(女性のブルベ走る人)のグループが!!
日付が変わった頃の真夜中なのに普通のお昼のグループライドかな?と錯覚してしまうくらい賑やかな世界。この方々があの虫さんたちだったみたいです。ブログに書いてあるそのまんまの空気感でした。素敵!✨
虫さんグループをパスさせていただいて、北上を続けます~。なかなかけいたさんがいいペースで走るので、ついていくのがやっとです(^ω^)💦地味に登坂を繰り返すので、既に膝は痛くなってくるし……昨年はもうこのあたりでがんがん雨降ってて辛かったんだとか/(^o^)\今年はどうかな(フラグ)
道中でろんぐらいだぁす!ウェアでミニベロで走ってる猛者が居ました。ミニベロで300!凄いなー!!挨拶しつつパスさせてもらったのですが、あとでまさかのろんぐらいだぁす!の作者・三宅先生ご本人だと知る。ひょおおお!!?途中小前田駅前を通過するも写真は撮れず(真っ暗だしね)
順調に進んで、群馬県にさしかかったあたりで、雨が降ってきました……
コンビニピットインして、レインウェアを着ます。
リスタートして30分ほど深夜のグンマーを駆けると、PC2に到着です。
PC2、122km地点!!
ペースは順調、だけど膝痛…… pic.twitter.com/5SYFrEwQMo
— しろみ@宗谷岬600完走 (@notechan_cyan) September 7, 2018
122.7㎞地点、PC2 ミニストップ高崎片岡町店。貯金1時間半。
他の走者さんたちも多く、賑わっておりました。なんで朝4時にこんなところを自転車いっぱい走ってるんだろ?とかは考えてはいけないのです。
夜間走行を続けて少々眠気を覚えるようになってきたので、コーヒーを入れます。他にもそこそこしっかりと補給して、リスタート。
夜明けは登坂とともに(~碓氷峠)
安中市に入って、夜明けを迎えました。朝焼けの色味が綺麗で……こんなに綺麗なら、このあとも天気は大丈夫なんじゃないか?なんて思ってたりもしました、ええこの時は。
いまからあの山の向こうへ行くのか……自転車で(←???????)
横川のおぎのやさんも通過。釜飯!釜飯!!……もちろん早朝6時に営業しているわけもなく。なんで横川までチャリで来てグルメも出来ないのよ????(憤怒)
ここから街の中をまっすぐしばらく進むんですがわりと普通にきつくて悶絶。まだ峠始まってないのに……前年シークレットだったらしいポイントはこの年はありませんでした。
ぐ〇まちゃん「さあここからが峠だぞ、しね!!」
しろみ「もう散々登ったんですけど💢💢💢💢」
戦々恐々としつつ碓氷峠を登り始めます。なんてったって20㎞ほどある峠なんです長すぎっ!!各自マイペースで登っていきます。
まずは通過チェックポイントでもある、めがね橋を通過。
一度は見てみたかったところなので、感動!
いや自転車で、しかも自走で来たいとは思ってなかったんですけどね……?
側で見てわかる、その大きさ。首が痛くなるくらい見上げないと、てっぺんが見えません。こんな大きい構造物をレンガ組んで作っちゃう、そして汽車を通してしまう。昔の人はすごいなあ……
リスタートしてすぐ、腹痛に襲われたのでお手洗いピットイン。綺麗に整備されていて助かった……さすが著名観光地……
ひったすら頂上までは長いですが、ゆるやかなので気持ちよく登れます。早朝の山の空気美味しい!途中Twitterのフォロワーさん未架さんにお会いしてご挨拶。登坂速かった……!カラアゲジャージがどんどん遠くに……
碓氷峠はこんな感じでカーブのたびに数字を振った看板がついているのです。「えっこれカーブ?」みたいな微妙なものにも振ってあるので、かなり頻繁に出会えます。最初のうちはめがね橋以外の鉄道遺構がちらっと見えたりというのもあって楽しく数えているのだけど……180以上もあるのでね……最終的には飽きる……w
ようやくてっぺんに到着!軽井沢だー!!
スタッフさん?がスケブ片手に応援してくださってました。ありがとうございます!!
5分ほど待って、けいたさんと合流。どうもハンガーノック気味のご様子。のみおんさんは登坂中ですが、けいたさんがハンガーノック気味、わたしも空腹ということもあり、すぐ先の軽井沢市街のコンビニにピットインして待つことに。皆様考えることは同じだったようで、未架さん含め何名かのランドヌールさんたちが休まれていました。
スパゲッティとお味噌汁を補給してリスタート。けいたさんは無事復活。のみおんさんは通過して先へいってしまったようです。ここから未架さんもしばしご一緒することに。
上田サンラインまでの道は下り基調ということもありいいぺースで走ります。ぐえっ。けいたさんも未架さんもつよい……碓氷峠頑張って登った割には、全然下らないのですよね……路面もあまり良くないし……
そして下り基調と聞いていた上田サンラインに入りますが、
こいつがとんでもなく曲者でした。 続きます。
次回:
「下り基調は正確には下りではない 雨・眠気・峠越えのズタボロ後半戦」
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