こんにちは、しろみです。
2023/5/14に開催された第11回榛名湖ヒルクライム（以下ハルヒル）に参加してきました！
例によってレース始まるまで長々書いているのでレース内容は「当日編」までジャンプしてくださいmm
Contents(*'ω'*)
昨年に続き2回目の参加の今回。
昨年のリザルトは1時間0分19秒で、さらに参加者が少なかったこともあり年代別6位入賞。
タイムはあと少しのところで1時間を切れなかったのですが、練習が足りなかったことももちろん要因でしょうが序盤の病院坂通過直後にまさかのチェーン落ちで復旧に時間を要したことも大きいはずで、とても悔しい思いをしました。
昨年のブログはこちら
今年はなんとしても1時間切りを達成したいのと、このハルヒルが5月末が誕生日のわたしにとって20代最後のイベントになるため、少しでもいい記録を出したい（＆あわよくば2年連続入賞して梨ゲットだぜ）と思っていました。の割には昨年夏から年明けまでトレーニングどころか殆どロードバイクに乗る時間が取れず、突貫工事で仕上げた（仕上がったとは言っていない）計画性の無さよ……
1時間切りにあたり、【初心者コースゴール地点で20分切り】【榛名神社コースゴール地点で40分切り】【神社鳥居からゴール天神峠まで20分切り】の3セクションに分けて目標設定。
前回大会でも試走でも榛名神社コースまでで42分使ってしまっていたので、そこの2分をなんとしても削り、後半の激坂地帯はひたすら耐えゲーで20分以内を死守する作戦。
前日編
昨年同様マイカーで参戦。
朝起きたもののどうにもこうにも眠いので昼前まで寝てしまい、13時頃に神奈川県の自宅を出発。さすがに関越の渋滞もほぼなかったので順調に高崎に到着し、エントリー完了。
今回は高崎駅前ではなく磯部温泉に素泊まりで宿を取ったのだけど、これが最高！夜も温泉でじっくり温まってから就寝でき、朝も5時から入浴できるのでスタート前に身体を温めることができた。
しかもこんな広い湯舟が貸切で入れる。
さらにレース当日も会場付近まで20分ちょい＆高崎駅方面と逆方向から向かうので渋滞知らずとストレスフリー。
夕食は昨年同様スパゲッティを食べることに決めていたので、国道沿い磯部温泉のすぐ手前にあるギオットーネさんへ。
お店の外観も店内の雰囲気もかわいいです。
「なすモッツァ」をいただきました。美味しかった～～！
その後なんだかんだあって23時半ごろにようやく就寝。
当日編
起きたら5時15分だった。会場まで20分とはいえ寝すぎである
さっと朝風呂漬かって着替えて出発！朝食のおにぎりは車移動しながらもぐもぐ。雨は降ってないみたいで一安心。
今回スタート前に3つ失敗をしまして。
1.集合時刻どころか移動開始時間にも遅れた
（車からチャリ降ろして空気入れたりなんなりしていたら体育館に到着したときにはすでに6時半すぎで、先頭からもう移動始まってて大焦り）
2.上述のせいで体育館トイレに寄る時間なく、スタート直前の仮設トイレで行けるやろと高を括っていたら超絶行列で結局行けず身体とメンタルの軽量化大失敗
3.心拍計の電源入れ忘れて心拍取れず
すっとこどっこいにも程がある。どたばたしながらもなんとか移動開始した第4ウェーブの最後列に滑り込み、そこでるりさんたちにエンカ。るりさんが強者オーラに満ちていた……
siさんと合流して一緒にスタート待機列に並ぶ。ここで第4の失敗：お守りのアミノバイタル顆粒を忘れたことに気づく。
スタート、計測開始直後からsiさんがぐいぐい行くのでついていくのに必死。後ろからるりさん達3人にもパスされ、病院坂に差し掛かったあたりでsiさんるりさん達の集団から脱落して一人旅に。
病院坂抜けたところで加速する。昨年はここでチェーン落ちしたので少し怖かったけど、今年は無事に変速がかかった。後ろから来る速そうな人に着いて前を目指すが所々脚の合う方がおらず脚の消耗はあまり抑えられないまま右90度カーブ。抜けたところで雑兵ジャージの方からお声がけいただく（どなたかわからずすみません……！このブログお読みでしたらお声がけください……）。おかげで力が出る。
初心者ゴール通過したところで18分台。ここまではいい感じ。
ここで後ろから勢いよく突っ込んできたピンクジャージのおじ様に食らいつき、平坦セクションをかっ飛ばす。その後の森に入ったあたりで少し雨がパラパラし始めた。斜度がきつい区間はなるべく消耗しすぎないよう、でもスピードが落ちすぎないようと気を使うものの、遅かったようで抜くより抜かれていく方が多かった。去年もそうだったけど、平坦・緩斜面で抜かした人に急斜面で抜かれるいつもの流れ。
途中からピナレロ乗りの女性と抜きつ抜かれつになる。一人旅だと近くにこういった女性がいるとすごくパワーがもらえる。わたしも負けてらんない！！ってなる。
激坂に呻きつつ必死に宿坊街を抜け、鳥居をくぐったところでタイムは38分台。関門は突破した、あとは垂れないようにゴールまで持っていくだけ。
先ほどの女性は鳥居の手前から見かけなくなった。振り返る余裕もなかった。
神社エリアを抜け激坂に取りつくまでの区間からついに土砂降り。もう！！そういうのはブルべだけにして！！！
残り3kmに20分使える計算だが、激坂で踏めず、左ひざに違和感が生じ、右から何人も抜かれ……とまったく安心できない。土砂降りの中スピードが落ちたので視界が悪くなり、サイコンも見づらくなってしまい焦る焦る。残り2kmの看板から1.5kmの看板までの500mがめちゃくちゃ長く感じた。喉からは血の味がして咳き込んだ。
例の岩に差し掛かった時にはもう息絶え絶え、そこからラストスパートもろくにできずヘロヘロの状態で計測終了ライン通過。サイコンを見たら58秒台。いけたか！！
ゴール後
ゴールゲートまで向かう途中、先ほどの女性にお声がけいただいた。ずっとすぐ後ろを走っておられたようだ。ゲートまでしばらく談笑していると、なんとわたしの住んでいる街の最寄り駅の隣駅にお住まいとかで、たいへん驚いた。せっかくなのでSNS交換もした。こんなご縁もあるんですね。
荷物受取のところでsiさんと合流。siさんも目標を大幅に達成できたようでわたしも嬉しかったが、いかんせん寒いので挨拶もそこそこに下山待機列にバイクを置いて更衣室に駆け込む。
更衣室内でるりさん、しろたえさん達にお会いしたり、みつぱわーさん＆篠さんのつよつよ女子2人ともお話できて素敵な機会だった。おふたりともびっくりするくらいほんわかぽわぽわしてて可愛くて、レース中の鬼神の如き走りと本当に結びつかなかった。
着替えはウールインナー＆ウールジャージ＆極厚タイツを持ってきていたので極寒で凍えるというほどではなかった。スリコの裏起毛160デニールタイツはいいぞ。
がテントを出たところでスタッフさんがなんとカイロを配っていて、おなかにinしてさらに温かく。ほんとありがたかった……
siさん探しに食事ブースに向かうも見当たらず、先にカレー食べようと思ったら長蛇の列で、はしっこのブースの肉うどんを注文して七味ぶっかけていただいた。お肉いっぱいでめちゃくちゃ美味しかった……
その後下山の順番が来たのでささっと下山。お見送りの方が大勢いらして、手を振りながら幸せな下山タイム。でも雨なのに右から追い抜きをかける参加者が多くて少し怖かった。
体育館で掲示されている年代別入賞者に自分の名前はなかった。8位の方の記録は、わたしよりぴったり40秒早かった。
おわりに
リザルトは58分16秒でした。今年の目標1時間切りは達成できて本当にうれしい！！
でも、昨年（出場者が少なかったラッキーだとしても）入賞できていたので、欲を言えば入賞したかったなあという気持ち。だったら1年しっかりトレーニングしとけよという話なのですが
来年目指すとしたらカテゴリーが変わってさらに多くの人数、高いボーダーに立ち向かわなければならないわけで、1年頑張ってもどうだかわからないけれど、ハルヒルはやっぱり楽しいし更に頑張ってみようかな。
またわたしはレース中であってもただただ一人旅で自分への戦いをしているのだけど、TLで見たもっともっともーっと速い皆様方は協調とかトレインとかで他の出場者と関わり合いながら走っていてすごくかっこいいと思った。もっともっと強くなれば、そういった体験もできるのかな。
3週間後は今度は富士ヒル。3年前にブロンズ取った頃のFTPには戻っていないので、どこに向かって走るか決めあぐねてるけど、30代になって初めてのレース。無事故で楽しく終わりたい。
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